TG-WEBのボーダー・合格ラインは4〜5割が多い！ボーダーを突破する方法を科目別に解説

TG-WEBを受検予定の人はTG-WEBのボーダーラインが気になっている人も多いのではないでしょうか？

※「TG-WEBとは？対策法や例題を完全解説！TG-WEBはこれで完璧だ」もぜひ参考にしてください。

後ほど詳しく解説しますが、TG-WEBのボーダー・合格ラインは4〜5割程度であることが多いです（後ほど詳しく解説します）

本記事ではTG-WEBを今までに100回以上も受検し、日本で一番TG-WEBについて熟知しているTG-WEBマスターの私、タケルがTG-WEBのボーダーとボーダーを突破する方法について科目別に解説していきます。

TG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、TG-WEBにはたった3時間の勉強でTG-WEBが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものTG-WEB受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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TG-WEBのボーダー・合格ラインは4〜5割が多い

早速、結論から述べますが、TG-WEBのボーダー・合格ラインは4〜5割が一般的です。

TG-WEBは数多くある適性検査（WEBテスト）の中でも最も難しいと言われているため、ボーダー・合格ラインを8割以上などに設定している企業はほとんどありません。

※詳しくは「TG-WEBは難しい・難しすぎるので要注意！3時間の勉強で通過する極秘裏ワザをご紹介」をご覧ください。

TG-WEB受検者の多くは4〜5割の点数を取るだけでも苦労する人が多いでしょう。

TG-WEB（特に旧型）では以下の例題のような難しい問題が出題されるため、TG-WEBを導入している企業の多くは外資系コンサルなど就職・転職難易度が高い企業です。

※TG-WEBの旧型は従来型とも呼ばれています。詳しくは「TG-WEB従来型とは？例題・試験時間・問題数もすべて解説！」をご覧ください。

【例題】

重さ3gと5gの重りを1個ずつ用いて重さを測定する場合、3g、5g以外に2g、8gの測定が可能である。8gと13gの重りが無数にあり、これらの重りを用いて重さを測定するとき、最も軽い重さは何gを測定するこができるか。以下の選択肢から1つ選びなさい。

1. 1g
2. 2g
3. 3g
4. 4g
5. 5g

【解答＆解説】

13gと8gの重りの差は13-8＝5[g]です。

それぞれ1個使ったときには、差から5gを測定することが可能です。

重りを増やして、もっと差を小さくできないか検討してみます。

例えば、8gの重りだけ2個にすると8×2-13＝3[g]が測定可能です。

選択肢の中で最も軽いのは1gなので、8と13の倍数で差が1になるものを以下のような表で探してみます。

すると、上記の表の太字部分である39と40で差が1になることがわかります。

つまり、13gの重りが3個、8gの重りが5個のときに8×5-13×3＝1[g]となるので、1gを測定することができるとわかります。

よって、正解は1・・・（答）です。

TG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は必ず対策をしてから本番に挑むようにしましょう。

ちなみにですが、TG-WEBにはたった3時間の勉強でTG-WEBが通過してしまう勉強法があります。

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TG-WEBのボーダー・合格ラインを突破する方法は？科目別に解説

ここからはTG-WEBのボーダー・合格ラインを突破する方法（＝TG-WEBで5割以上の点数を取る方法）を科目別（言語・計数・英語）に解説していきます。

まずは言語からです。

言語

TG-WEBの言語で5割以上の点数を取るには、旧型・新型問わず長文読解以外の問題で点数を稼ぐことが重要です。

※TG-WEBには旧型以外にも新型があります。詳しくは「TG-WEBの新型とは？旧型との見分け方は？出題される問題もご紹介」をご覧ください。

長文読解以外の問題でしっかりと点数を取ることができれば、最悪 長文読解がほとんど解けなくても総合で5割以上の点数が取れます。

なので、TG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は

• 旧型＝空欄補充、文の並び替え
• 新型＝同義語・対義語、ことわざ、慣用句、四字熟語

の勉強・対策を重点的にやりましょう。

※TG-WEBの言語の詳しい出題範囲と具体的な対策方法については「TG-WEBの言語はこれで完璧！例題やコツ・対策法まで全解説！」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

計数

続いては計数です。まずは新型の計数の対策方法から解説しますが、新型の計数では

• 四則逆算
• 図表の読み取り

の2つが出題範囲になっています。それぞれの例題は以下の通りです。

【四則逆算の例題】

以下の□にあてはまる数を選びなさい。

□×7＋19＝136÷2

1. 7
2. 8
3. 9
4. 10
5. 11

【解答＆解説】

136÷2＝68より、□×7＝68-19となります。

よって、□×7＝49となるので、□＝49÷7＝7となります。

したがって、正解は1・・・（答）です。

※「TG-WEBで四則演算は出るので対策必須！模擬テストもご用意しました」もぜひ合わせてご覧ください。

【図表の読み取りの例題】

以下の表はA市の1年間の出生数と死亡数、A市内への転居数とA市外への転出数を表したものである。A市の人口は、この1年間で何人変化したか。

1. 19,593人増加
2. 8,405人減少
3. 21,842人増加
4. 30,583人減少
5. 25,490人増加

【解答＆解説】

人口の変化のうち、増加が「出生数」と「転入数」、減少が「死亡数」と「転出数」です。

よって、32,563-30,492＋104,592-84,821＝21,842より、答えは3・・・（答）となります。

どちらも問題自体の難易度は高くありませんが、制限時間＝8分に対して問題数が36問なので、問題を解くスピードがかなり求められます。

なので、新型のTG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は計算スピードを高める訓練を積んでおきましょう。

続いては旧型の計数です。旧型の計数は新型と違って問題自体の難易度もかなり高いので、とにかく分野を絞って対策するしかありません。

TG-WEB（旧型）を受検予定の人は以下の2つは必ず暗記・対策をしてください。

• 立方体と正八面体の展開図
• 正多面体の面の形と辺の数・頂点の数を求める公式

まず「立方体と正八面体の展開図」ですが、TG-WEBの旧型の計数では立方体と正八面体の展開図が頻出です。

立方体の展開図は以下の11種類です。

※「TG-WEBで立方体の問題は頻出！必ず覚えておくべき知識とは？」もぜひ合わせてご覧ください。

TG-WEBでは「以下の展開図のうち、立方体の展開図ではないものはどれか」という問題が出題される可能性が高いので、上記11種類の展開図はすべて暗記してください。

そして、正八面体の展開図は以下の11種類あります。

※4色で塗り分けがされていますが、互いに向かい合う面は同じ色になっています。

正八面体の展開図もTG-WEBで頻出なので、必ず暗記しましょう。

※詳しくは「正八面体の展開図はTG-WEBで頻出なので必ず暗記！11種類を一覧で紹介」をご覧ください。

続いて「正多面体の面の形と辺の数・頂点の数を求める公式」ですが、TG-WEBの旧型の計数では正多面体の頂点の数や辺の数を求める問題が頻出です。

正多面体には以下5つの種類があり、各正多面体の面の形は以下の通りです。これも暗記必須です。

そして、正多面体の辺の数は「1つの面の辺の数×面の数÷2」で求めることができます。これも暗記してください。

例として、正十二面体の辺の数を求めてみましょう。

正十二面体の面の形は上記の通り正五角形なので、1つの面の辺の数＝5です。

したがって、正十二面体の辺の数＝5×12÷2＝30[本]となります。

また、正多面体の頂点の数は「辺の数-面の数＋2」で求めることができます。これも暗記してください。

例えば、正十二面体の頂点の数は上記より30-12＋2＝20[個]となります。

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英語

TG-WEBで英語を導入している企業はほとんどないため、基本的に英語の対策は不要ですが、念のため英語の対策方法もご紹介しておきます。

※「TG-WEBの英語を例題で完全解説！答えは流通してる？してません！対策とコツは？」もぜひ参考にしてください。

TG-WEBの英語は旧型・新型問わず出題される問題は長文読解のみです。

しかし、中学・高校で習う英単語や英熟語をほとんど忘れてしまった人が英語の長文読解を短期間で対策することは正直に言って不可能です。

そんな人は英語の対策に時間を使うのではなく、言語と計数の対策に時間を使いましょう。

中学・高校で習う英単語や英熟語の知識がある人は英検2級の対策問題集を購入し、長文読解の問題をひたすら解くことをおすすめします。

※TG-WEBの英語の長文読解は英検2級で出題される長文読解と難易度・問題の形式が近いです。

おすすめの問題集は「英検2級 過去6回全問題集」です。

※「TG-WEBの問題集・対策本・参考書は3冊だけ！おすすめは？全部買ってレビューしてみた！」もぜひ参考にしてください。

英検書売上No.1で有名な旺文社から出版されており、料金は1,870円（税込）です。

その名の通り、英検の過去問6回分が掲載されています。

解答＆解説も丁寧で、長文読解の日本語訳もしっかりと掲載されているので、TG-WEBの英語の対策をしたい人はぜひ購入してみてください。

TG-WEBのボーダー・合格ラインを企業別にご紹介

上記でTG-WEBのボーダー・合格ラインは4〜5割程度の会社が多いと述べましたが、外資系企業（特にコンサル）の場合はボーダー・合格ラインが高く、4〜5割だと難しいケースもあります。

具体的には、ボーダーが7〜8割程度に設定されている会社もあります。

以下では、企業別のTG-WEBのボーダー・合格ライン（推測）をご紹介します。

※TG-WEBを導入している企業は「TG-WEB採用企業一覧100社まとめ！受けられる企業を練習に使うのはアリ？企業がTG-WEBかの見分け方も」にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

7〜8割

• デロイト
• 小学館
• 森ビル
• ローランドベルガー
• 三菱地所
• モルガン・スタンレー
• PwC

6〜7割

• 日本たばこ産業（JT）
• 協和発酵キリン
• 森永
• DBJ日本テレビ
• キリン
• POLA
• ジョンソン&ジョンソン
• 横浜銀行
• 日本TCS
• SCSK
• キリンビール
• テレビ東京
• 資生堂
• キリンビバレッジ
• 日清製粉
• シグマシクス味の素
• ノバルティスファーマ
• 日本政策金融公庫
• 日清製粉フーズ
• 大塚製薬
• 日清エンジニアリング

5〜6割

• 村田製作所
• 大正製薬
• 不二製油
• 西武
• セイコーエプソン
• 三菱日立パワーシステムズ
• 積水化学工業
• 三菱重工業
• ANA
• カネボウ化粧品
• 日本ハム
• 花王
• 東急不動産
• USJ
• 大日本印刷

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TG-WEBのボーダー・合格ラインを見極める方法

TG-WEBをはじめとしたWEBテスト（適性検査）は、企業側からボーダーやスコアの結果が公開されることはありません。

実際、TG-WEBを受検していて「自分はボーダーを超えているのか」「結果が知りたい」と思う場面は少なくないでしょう。ここからは、TG-WEBのボーダーや結果を推測するための代表的な方法を2つご紹介します。

1：他企業で使ったTG-WEBの結果を参考にする

テストセンター型のTG-WEBには、一度受検した結果を他の企業でも流用できる仕組みがあります。

※詳しくは「TG-WEBにテストセンターはある！見分け方や出題問題・結果の使い回しは？」をご覧ください。

そのため、第一志望の企業に応募する前に、いくつか別の企業でTG-WEBの結果を提出してみるのが有効です。

そうすることで、自分が希望する企業の基準に到達しているかどうかを推測しやすくなります。

ただし、この方法を活用する際は、志望先と同じ業界や近い基準を持つ企業を選んで提出することが重要です。基準が極端に高すぎたり低すぎたりする企業では参考にならないからです。

もし志望する業界が複数ある場合は、それぞれの業界で試してみるのも良いでしょう。

2：外資系企業に受かれば、大半の企業の基準を満たせる

上記でも解説した通り、外資系企業のTG-WEBボーダー・合格ラインは高めに設定される傾向があります。

特に外資系コンサルや投資銀行では、論理的思考力や情報処理スピードなど高度な能力が求められることが多いです。

このような企業のTG-WEBが突破できていれば、日本企業の基準を超えている可能性も高いと考えられます。

まだ志望業界が定まっていない方にとっても、この方法は安心材料になります。

まず外資系の基準をクリアすれば、その後は国内企業にも自信を持ってTG-WEBの結果を提出できるでしょう。

TG-WEBのボーダー・合格ラインが特に高い企業2社

TG-WEBのボーダー・合格ラインが特に高い企業として有名なのはモルガンスタンレーとローランド・ベルガーです。

この2社のTG-WEBを突破していれば、他の企業のボーダー・合格ラインはほぼ間違いなく突破できます。

2社の特徴は以下です。

モルガンスタンレー

1935年に米国で設立されたモルガン・スタンレーは、世界的に知られる外資系投資銀行です。

投資銀行業務だけでなく、証券・資産運用・金融アドバイザリーなど幅広いサービスを展開し、国際的ネットワークを強みに大企業や政府機関とも取引を行っています。

同社のWEBテスト（適性検査）は難関として知られ、8割程度の正答率が合格ラインとされます。

高学歴の受験者が多く、ゴールドマン・サックスと並んで外資系投資銀行を象徴する存在です。

ローランド・ベルガー

ヨーロッパ発の大手戦略コンサルティングファームであるローランド・ベルガーは、製造業・金融・通信といった幅広い分野で実績を重ね、日本でも1990年代から存在感を高めています。

この企業のWEBテスト（適性検査）を突破するにはおよそ8割の正答率が必要といわれており、戦略コンサルという業界特有の厳しさが表れています。

実際に挑戦した就活生の声としては、「他社の試験で練習を積んでおくことが重要」「事前に対策本でウォーミングアップしたほうが安定する」といった体験談が目立ちます。まさに就活界の最難関といえます。

🔽 ボーダー突破も簡単！ 🔽

今回はTG-WEBのボーダー・合格ラインの詳細について解説しました。

繰り返しにはなりますが、TG-WEBはかなり難しい適性検査（WEBテスト）なので、必ず勉強・対策をしておきましょう。