TG-WEBのじゃんけん問題とは?具体例と解き方をわかりやすく解説

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TG-WEBの従来型(旧型)の計数ではじゃんけん問題が出題されるケースがあります。

※「TG-WEBとは?対策法や例題を完全解説!TG-WEBはこれで完璧だ」もぜひ参考にしてください。

しかし、じゃんけん問題とはどんな問題かイメージが湧いていない人もいるでしょう。

本記事ではTG-WEBを今までに100回以上も受検し、日本で一番TG-WEBを知り尽くしている自信の私タケルが、TG-WEBのじゃんけん問題とは何かについて具体例でわかりやすく解説していきます。

解き方も載せているので、TG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ最後までご覧ください。

ちなみにですが、TG-WEBにはたった3時間の勉強でTG-WEBが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

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TG-WEBのじゃんけん問題とは?具体例で解説

冒頭でも解説した通り、TG-WEBの従来型(旧型)の計数ではじゃんけん問題が出題される可能性があります。

TG-WEBには従来型と新型の2種類がありますが、新型の計数でじゃんけん問題が出題されることは絶対にありません。

※新型の詳細は「TG-WEBの新型とは?旧型との見分け方は?出題される問題もご紹介」をご覧ください。

多くのTG-WEB導入企業は新型ではなく従来型を利用しています。

なので、就活生や転職活動中の社会人は新型よりも従来型を重点的に対策しましょう。

※従来型の詳細は「TG-WEB従来型とは?例題・試験時間・問題数もすべて解説!」をご覧ください。

前置きが長くなりましたが、じゃんけん問題とはその名の通り、じゃんけんに関する問題です。

TG-WEBでは以下のようなじゃんけん問題が出題されます。

【例題】

1〜6の数字が1つずつ書かれた6枚のカードがある。今、AとBの2人がじゃんけんをして勝ったほうが1枚ずつカードを引いていく。4回目のじゃんけんが終わった時点で、Aが持っているカードの数の合計はBより8大きく、6回目のじゃんけんが終わったとき、Aは4枚のカードを持っており、カードの数の合計は12であった。Aが最後に引いたカードの数として正しいのは次のうちどれか。ただし、じゃんけんにあいこはなかったものとする。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5

【解答&解説】

TG-WEBの計数ではこのように推論問題でじゃんけんが登場することが多いです。

※「TG-WEBの推論とは?具体例と解き方をわかりやすく解説!」もぜひ参考にしてください。

1〜6のカードの数を合計すると、1+2+3+4+5+6=21になります。

6回目のじゃんけんが終わったとき、Aのカードは4枚で合計12なので、Bのカードは2枚で合計は21-12=9とわかります。

すると、4回目のじゃんけんが終わった時点で、AとBのカードの数の合計の差は8でしたが、6回目のじゃんけんが終わったときのそれは12-9=3で、最後の2回で8-3=5だけ差が縮まったことになります。

ここで、最後の2回のじゃんけんについて、仮に2回ともBが勝ったとすると、Bはその2回で合計9になる2枚を引いたわけで、Aとの差は9縮まることになり矛盾します。

したがって、最後の2回はAとBが1回ずつ勝ち、引いたカードの差が5であったことから、Aは1、Bは6を引いたとわかります。

よって、正解は1・・・(答)です。

TG-WEBの従来型の計数は新型よりも難易度が高いので、必ず対策をしておきましょう。

※「TG-WEBは難しい・難しすぎるので要注意!3時間の勉強で通過する極秘裏ワザをご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

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【TG-WEB】じゃんけん問題で覚えておくべき公式

使用頻度はあまり高くありませんが、じゃんけん問題で覚えておくべき公式を1つご紹介しておきます。

それはあいこに関する公式です。

n人で1回じゃんけんをしたときにあいこになる確率は1 – (2n-2)/3n-1 となります。

n人で1回じゃんけんをしたときにあいこになる確率

※証明は複雑なので割愛します。

例えば、5人で1回じゃんけんをしたときにあいこになる確率は

1 – (25-2)/3(5-1)=1 – (32-2)/81 =1 – 30/81=51/81=17/27 となります。

知っているとかなり便利な公式なので、TG-WEBを受検予定の人で余力がある場合は覚えておきましょう。

【TG-WEB】じゃんけんの練習問題

最後に、TG-WEBで出題される問題の難易度に近いじゃんけんの練習問題をご用意しました。

解答&解説も掲載しているので、ぜひ解いてみてください。

【練習問題】

たくさんのコインが入っている袋からコインを取り出すゲームをPとQの2人が行う。PとQがじゃんけんをして、勝てば7枚、負ければ4枚、あいこなら2人とも5枚のコインを取り出す。今、じゃんけんを10回したところで、それぞれのコインの合計枚数を確認すると、PのほうがQよりも15枚多かった。Pの合計枚数としてあり得る最小数と最大数はいくらか。以下の選択肢1〜5の中から1つ選びなさい。

選択肢最小数最大数
15862
25864
36061
46062
56064

【解答&解説】

あいこの場合には差がつかないので、差がつくのは勝負がついたときのみで、勝ったほうは負けたほうより7-4=3[枚]多く取り出すことになります。

すなわち、15枚の差がついたということは、Pのほうが15÷3=5[回]多く勝ったことになり、そのようなPの勝ち負けの回数とそれぞれの合計枚数は、次の3通りとなります。

勝ち負けあいこ合計枚数
5057×5+4×0+5×5=60
6137×6+4×1+5×3=61
7217×7+4×2+5×1=62

よって、最小で60枚、最大で62枚となるので、正解は4・・・(答)です。

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今回はTG-WEBのじゃんけん問題を取り上げました。

じゃんけん問題はかなり難易度が高いので、事前にしっかりと対策をしておきましょう。

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