TG-WEBの推論とは?具体例と解き方をわかりやすく解説!

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TG-WEBの計数では推論という問題が出題される可能性があります。

※「TG-WEBとは?対策法や例題を完全解説!TG-WEBはこれで完璧だ」もぜひ参考にしてください。

TG-WEBの推論は出題頻度が高いので、優先度を高めて対策しておきましょう。

本記事では、TG-WEBを今までに100回以上も受検し、日本で一番TG-WEBを熟知している私タケルが、TG-WEBの推論とはどんな問題かについて具体例をご紹介していきます。

解き方も合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、TG-WEBにはたった3時間の勉強でTG-WEBが通過してしまう勉強法があります。

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TG-WEBの推論とは?具体例をご紹介

まず前提のお話となりますが、TG-WEBには従来型(旧型)と新型の2種類があります。

推論が出題されるのは従来型の計数のみで、新型で推論が出題されることは絶対にありません。

※従来型の出題範囲の詳細は「TG-WEB従来型とは?例題・試験時間・問題数もすべて解説!」をご覧ください。

新型の計数の出題範囲は四則逆算、図表の読み取りのみです。

※詳しくは「TG-WEBの新型とは?旧型との見分け方は?出題される問題もご紹介」をご覧ください。

TG-WEBを導入している多くの企業は新型ではなく従来型を採用しています。

なので、TG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は新型ではなく従来型の対策を重点的に行いましょう。

従来型のTG-WEBで出題される計数の問題例は以下です。

【例題】

A〜Dの4組が駅伝を行った。最終走者について、次のア〜エのことがわかっているとき、確実にいえるのはどれか。

ア:A組は、1人を追い越し、B組だけに追い越された。

イ:B組は、2人を追い越し、誰にも追い越されなかった。

ウ:C組がたすきを受け取ったのは、一番だった。

エ:D組は、C組だけを追い越し、誰にも追い越されなかった。

  1. A組は、C組を追い越した。
  2. B組は、C組を追い越さなかった。
  3. B組は、1位でゴールした。
  4. C組は、2位でゴールした。
  5. D組は、3位でゴールした。

【解答&解説】

条件イ・エより、B組とD組は誰にも追い越されていないので、条件アの、A組が追い越した相手はC組、条件イの、B組が追い越した相手はA組とC組とわかります。

これより、A〜Cの3組の順位変動は以下の表1のようになります。

<表1>

スタートCAB
ゴールBAC

条件ウより、1位でたすきを受け取ったのはCなので、残るDは2位〜4位のいずれかでスタートしていますが、条件エより、Cだけを追い越してるので、以下のように場合分けをして確認します。

<Dが2位でスタートした場合>

表1のスタートの2位の場所にDを加えます。DはCだけを追い越し、A・Bには追い越されていないので、表2のようにゴールしたことになります。

<表2>

1234
スタートCDAB
ゴールDBAC

<Dが3位でスタートした場合>

同様に、3位にDを加えると、表3のような順位でスタートしたことになります。

条件エより、DはAを追い越していないので、BはDを追い越さなければ、その前のAを追い越すことはできず、このような場合はあり得ないことがわかります。

<表3>

1234
スタートCADB

<Dが4位でスタートした場合>

同様に、4位にDを加えます。この場合、AとBがCを追い越した後に、DがCを追い越して、表4のようにゴールしたことになります。

<表4>

1234
スタートCABD
ゴールBADC

以上より、表2と表4のいずれにおいても確実にいえるのは選択肢1・・・(答)となります。

選択肢3と5も可能性はありますが、確実にはいえません。

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【TG-WEB】推論の解き方のポイント

TG-WEBで出題される推論問題は難易度が高いので、事前の対策は必須です。

※「TG-WEBは難しい・難しすぎるので要注意!3時間の勉強で通過する極秘裏ワザをご紹介」もぜひ参考にしてください。

TG-WEBの推論では上記でご紹介した例題のように様々な情報が登場するので、頭の中だけで考えず、それらの情報を表や図などを使って整理することが重要です。

例えば、上記の例題では条件ア〜エの情報を表にすることで1つ1つ情報を整理し、解答を導いています。

また、推論では矛盾やあり得ないケースに注目することも重要です。

上記の例題の解答&解説では

条件エより、DはAを追い越していないので、BはDを追い越さなければ、その前のAを追い越すことはできず、このような場合はあり得ないことがわかります。

という記述がありますが、このようなあり得ないケースに注目することによって答えに近づくことができます。

TG-WEBの計数で推論が出題された場合は、上記の2つのポイントを意識しながら解いてみてください。

【TG-WEB】推論の練習問題

最後に、推論の練習問題をご用意しました。

TG-WEBで出題される問題の難易度に近い練習問題なので、ぜひ解いてみてください。

【練習問題】

A〜Dの4人が受講している冬季講習では、受講者が1時間目、2時間目、3時間目に英語、国語、理科、社会の4科目からそれぞれ任意の1科目を選んで受講することになっている。次のことがわかっているとき、確実にいえるのはどれか。

ただし、同一の科目を複数回受講した者はいなかったものとする。

ア:AとBは、1時間目は互いに異なる科目を受講したが、2時間目は一緒に英語を、3時間目は一緒に国語を受講した。

イ:C、Dは、他の人と、同じ時間には同じ科目を受講しなかった。

ウ:Cは国語を受講しなかった。また、Dは社会を受講しなかった。

  1. Aは1時間目に理科を受講した。
  2. Bが1時間目に受講した科目は、Cが2時間目に受講した科目と同じだった。
  3. Cが1時間目に受講した科目は、Dが3時間目に受講した科目と同じだった。
  4. Cは3時間目に英語を受講した。
  5. 4人全員が理科を受講した。

【解答&解説】

A〜Dと1〜3時間目で対応表を作成し、表中に受講した科目を記入します。

まず、条件アより、AとBは2時間目に英語、3時間目に国語を受講し、1時間目には理科と社会を1人ずつ受講したとわかり、表1のように記入します。

※AとBの理科と社会は入れ替えOKとしてかっこを付けておきます。

<表1>

1時間目2時間目3時間目
A(理科)英語国語
B(社会)英語国語
C
D

すると、条件イより、CとDは1時間目に英語と国語を1人ずつ受講したとわかりますが、条件ウより、Cは国語を受講していないので、1時間目にCは英語を、Dは国語を受講したことになります(表2)

<表2>

1時間目2時間目3時間目
A(理科)英語国語
B(社会)英語国語
C英語
D国語

また、条件ウより、Dは社会を受講していないので、2、3時間目に英語と理科を受講したことになりますが、条件イより、英語は2時間目ではなく3時間目で、2時間目に理科を受講したとわかります。

同様に、Cは2、3時間目に理科と社会を受講していますが、2時間目にはDが理科を受講しているので、Cは2時間目に社会、3時間目に理科を受講したとわかり、表3のようになります。

<表3>

1時間目2時間目3時間目
A(理科)英語国語
B(社会)英語国語
C英語社会理科
D国語理科英語

以上より、AとBの1時間目が確定しないことに注意して選択肢を確認すると、確実にいえるのは3・・・(答)であることがわかります。

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今回はTG-WEBの推論を取り上げました。

推論は難易度が高いですが頻出の問題なので、TG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は必ず勉強・対策しておきましょう。

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