TG-WEBの英語を例題で完全解説!答えは流通してる?してません!

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TG-WEBを受検予定の人の中には「TG-WEBで英語は出題されるのだろうか?」という疑問を持っている人もいるでしょう。

※「TG-WEBとは?対策法や例題を完全解説!TG-WEBはこれで完璧だ」もぜひ参考にしてください。

後ほど詳しく解説しますが、TG-WEBの英語の対策は基本的に必要ありません。

今回はTG-WEBを今までに100回以上も受検し、日本で一番TG-WEBについて熟知している自信がある私タケルが、TG-WEBの英語を例題で完全解説していきます。

TG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人はぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、TG-WEBにはたった3時間の勉強でTG-WEBが通過してしまう勉強法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で内定に大きく近づきます。

これは私が100回以上ものTG-WEB受検を通して生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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TG-WEBで英語は出題される?

結論から申し上げますと、TG-WEBで英語は出題範囲に含まれています。なので、TG-WEBで英語が出題される可能性はあります。

TG-WEBでは言語・計数・英語・性格診断の4科目が用意されています。

※「TG-WEBの言語はこれで完璧!例題やコツ・対策法まで全解説!」もぜひ参考にしてください。

しかし、TG-WEBで英語を導入している企業はかなり少なく、ほとんどの企業は言語・計数・性格診断の3科目です。

TG-WEB企業一覧100社をまとめた記事もぜひ参考にしてください。

なので、ほとんどの人はTG-WEBの英語の対策をする必要はありません。言語と計数の対策を重点的に行いましょう。

性格診断は自分の直感に従って用意された質問に回答していけばよいので、対策は不要です。

※詳しくは「TG-WEBの性格診断を例題で徹底解説!何がわかる?対策は必要?」をご覧ください。

TG-WEBの英語の例題

TG-WEBには新型と旧型の2種類がありますが、英語は新型・旧型両方の出題範囲に含まれています。

※TG-WEBの新型の詳細は「TG-WEBの新型とは?旧型との見分け方は?出題される問題もご紹介」をご覧ください。

※旧型は従来型とも呼ばれています。詳しくは「TG-WEB従来型とは?例題・試験時間・問題数もすべて解説!」をご覧ください。

試験時間は新型・旧型ともに15分で、問題数は10問です。

出題される問題は長文読解で、1つの長文につき5問の問題が用意されています(つまり、2つの長文が用意されています)

※ごく稀に試験時間=15分、問題数=20問の英語が登場します。この場合は空欄補充が8問、長文読解が12問(1つの長文につき4問)出題されます。

TG-WEBの英語の例題は以下です。

【空欄補充の例題】

文中の空欄に入れる語句として最も適切なものを1〜5の中から1つ選びなさい。

日本はエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っている。

Japan 【 】 on imports for most of its energy resources.

  1. needs
  2. subjects
  3. turns
  4. depends
  5. looks

【解答&解説】

正解は4・・・(答)です。

「depend on 〜」で「〜に頼る」という意味になります。

【長文読解の例題】

以下の英文を読んで、設問に答えなさい。

Most of the machines that people in developed nations use were invented during the last 200 years. They make tasks easier for people and give them more time for other tasks and for leisure. However, which of these machines has changed society the most? Even though people spend more time with their TVs, computers, and smartphones, some historians argue that the impact of these inventions has been small compared with that of washing machines.

Before washing machines, clothes and sheets were washed by hand. For most of history, this has involved carrying the laundry to a river or a lake, wetting it, and rubbing it with rocks, sand, or soap to remove the dirt. Then, the laundry had to be put in water again, and the extra water was usually removed to make drying easier. Even if people had water in their homes, the laundry would have to be rubbed against a special board or hit with pieces of wood to make it clean. It was hard work that took a long time.

The first washing machines were operated by hand, and they still required a lot of hard work. Discovering how to use electricity to power these machines was a challenge because the combination of water and electricity is very dangerous. However, during the first half of the 20th century, inventors created electric machines that were able to automatically do most of the steps involved in washing. Before long, these machines became common in homes in wealthier parts of the world.

Automatic washing machines gave people more time and energy for other activities than any other new technology did. They used some of this extra time and energy to study and teach their children. This, in turn, led to improvements in the quality of everyone’s lives in the places where washing machines became common. Even today, many people in the world still wash their clothes by hand. This means that, over the next few decades, washing machines will probably continue to make a big difference to the lives of billions of humans.

(1)What do some historians say about the invention of washing machines?

  1. It happened due to an important change in society.
  2. It led to the development of TVs, computers, and smartphones.
  3. It has had a major impact on the natural environment.
  4. It has had a greater effect on society than other modern inventions.

(2)Cleaning clothes and sheets without washing machines was hard work because

  1. the process of doing laundry involved several different stages.
  2. the soap used to wash laundry had to be prepared by hand.
  3. people had to travel long distances in order to dry their laundry.
  4. people who did it had to wash many items to earn enough money.

(3)What was one challenge faced by people trying to invent electric washing
machines?

  1. Many people thought that they would not be as effective as washing laundry by hand.
  2. The use of electricity was limited to a few homes in wealthier parts of the world.
  3. They could not discover how to make a machine to do all the steps involved in washing.
  4. Machines that involve both electricity and water can be very unsafe to work with.

(4)Washing machines have allowed people to

  1. spend more time teaching themselves and their children.
  2. use their energy for volunteer activities in their communities.
  3. invent other machines to carry out tasks in the home.
  4. live in parts of the world where there are many rivers and lakes.

【解答&解説】

正解は(1)4、(2)1、(3)4、(4)1 です。

英文の日本語訳は以下の通りです。

先進国の人々が使っている機械のほとんどは、過去200年間に発明されたものだ。これらの機械は人々の作業を容易にし、他の仕事や余暇のための時間を増やしてくれる。しかし、これらの機械のうち、どれが最も社会を変えたのだろうか?テレビ、パソコン、スマートフォンで過ごす時間が増えたとはいえ、洗濯機に比べれば、これらの発明が与えた影響は小さいと主張する歴史家もいる。

洗濯機が登場する前は、衣類やシーツは手洗いされていた。歴史上ほとんどの場合、洗濯物を川や湖まで運び、濡らし、石や砂、石鹸でこすって汚れを落としていた。その後、洗濯物は再び水に入れられ、乾燥しやすくするために余分な水分は取り除かれるのが普通だった。たとえ家に水道があったとしても、洗濯物をきれいにするためには、専用の板にこすりつけたり、木片で叩いたりしなければならなかった。長い時間を要する重労働だった。

最初の洗濯機は手で操作するものだったが、それでも大変な重労働だった。水と電気の組み合わせは非常に危険であるため、電気を使ってこれらの機械を動かす方法を発見するのは困難だった。しかし20世紀前半、発明家たちは洗濯に関わるほとんどの工程を自動的に行える電気機械を作り出した。やがて、これらの機械は世界の裕福な地域の家庭で一般的に使われるようになった。

自動洗濯機によって、人々は他のどの新技術よりも多くの時間とエネルギーを他の活動に使えるようになった。人々はこの余分な時間とエネルギーの一部を子供たちの勉強や教育に使った。その結果、洗濯機が普及した地域の人々の生活の質は向上した。現在でも、世界の多くの人々は手洗いで洗濯をしている。つまり、今後数十年間、洗濯機はおそらく何十億もの人々の生活に大きな変化をもたらし続けるだろう。

各設問の日本語訳は以下の通りです。

(1)洗濯機の発明について歴史家たちはどのように語っているか?

  1. それは社会の重要な変化によって起こった。
  2. テレビ、コンピューター、スマートフォンの発展につながった。
  3. 自然環境に大きな影響を与えた。
  4. 他の近代発明よりも社会に大きな影響を与えた。

(2)洗濯機のない時代に衣類やシーツを洗うのは大変な仕事だった。なぜなら

  1. 洗濯にはいくつかの段階があったからだ。
  2. 洗濯に使う石鹸は手で用意しなければならなかったからだ。
  3. 洗濯物を乾かすために、人々は長距離を移動しなければならなかったからだ。
  4. 洗濯をする人は十分な収入を得るために、たくさんの洗濯物を洗わなければならなかったからだ。

(3)電気洗濯機を発明しようとした人々が直面した課題は何だったか?

  1. 多くの人々は洗濯物を手洗いするほどの効果はないと考えていたこと。
  2. 電気の使用は世界の裕福な地域の一部の家庭に限られていたこと。
  3. 洗濯に関わるすべての工程をこなす機械の作り方を発見できなかったこと。
  4. 電気と水の両方を使う機械は、作業上非常に危険だったこと。

(4)洗濯機のおかげで人々は何をすることを許されたか。

  1. 自分自身や子どもたちの教育に時間を割くこと。
  2. 地域社会でのボランティア活動にエネルギーを使うこと。
  3. 家庭内の仕事を遂行するために、他の機械を発明すること。
  4. 川や湖の多い地域に住むこと。

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TG-WEBの英語の対策方法・コツ

TG-WEBの英語の難易度は上記の例題の通り高めです。

中学・高校で学習する英単語や英熟語をある程度知っていないと長文の内容を理解することは難しいでしょう。

なので、中学・高校で学習した英語の内容のほとんどを忘れてしまっている人は短期間でTG-WEBの英語の対策を行うことは非常に難しいです。

上記で解説した通り、TG-WEBの英語を導入している企業はほとんどないので、言語と計数の対策に時間を使いましょう。

一方で、中学・高校で学習した英語の内容をある程度覚えている人は「英検2級長文読解問題150」という問題集を購入して長文読解の演習をひたすら積みましょう。

英検2級長文読解問題150
出典:旺文社

TG-WEBの英語で出題される長文読解の難易度は英検2級レベルで、出題される問題も英検2級の問題と非常に似ています。

「英検2級長文読解問題150」はその名の通り英検2級の長文読解が150問集められた問題集なので、TG-WEBの英語の対策にはぴったりです。

ちなみに、現在 本屋やAmazonなどで販売されているTG-WEBの問題集で英語の対策ができるのは「これが本当のWebテストだ!2」のみです。

※「TG-WEBの問題集・対策本・参考書は3冊だけ!おすすめは?全部買ってレビューしてみた!」もぜひ参考にしてください。

しかし、当然のことながら言語と計数のパートがほとんどを占めており、英語の長文読解の問題は4つ(4長文)しか掲載されていません。

なので、長文読解の演習を積むという意味ではあまり向いていないでしょう。

TG-WEBの英語をしっかりと対策するのであれば「英検2級長文読解問題150」を購入する方がおすすめです。

TG-WEBの英語は長文の分量のわりに制限時間がかなり短いです。

長文を精読していては時間が足りなくなるので、まずは問題文を読み、問題文の内容を頭に入れてから長文を速読していきましょう。

TG-WEBの英語の長文読解では内容合致問題(内容と合致しているものを選ぶ問題)が出題されることがありますが、用意されている選択肢は長文をそのまま引用するのではなく、別の表現で言い換えたものがほとんどなのでご注意ください。

また、間違いの選択肢に多いのが「長文では述べられていない内容」「長文とは正反対の内容」です。長文の大意を把握できていれば、すぐに間違いであると気づけるでしょう。

TG-WEBの英語の答えは流通している?

「TG-WEBの英語の答えは流通している」という噂を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、結論から言うと、TG-WEBの英語の答えは流通していません。

確かにTG-WEBの解答集というものは存在していますが、「TG-WEB解答集の入手方法!無料はある?バレる?犯罪リスクは?」で詳しく解説している通り、信憑性はかなり低いです。

何度も繰り返しにはなりますが、TG-WEBの英語を導入している企業は少ないため、英語を受検したことのある人も少なく、英語の問題・答えが流出することはこの先も可能性としては低いでしょう。

TG-WEBで英語があるかないかを見分ける方法

自分が受検するTG-WEBに英語があるかないかを知っておきたいという人もいるでしょう。

TG-WEBはログインすると以下のような科目一覧画面に遷移します。

TG-WEBの科目一覧画面

科目一覧画面では検査1、検査2・・・と試験時間のみ記載されています。

ほとんどの企業では検査1=言語、検査2=計数、検査3と4=性格診断です。

英語の試験時間は15分なので、試験時間=15分の検査が用意されている場合はその検査が英語である可能性はあります。

※「TG-WEBで15分の科目は?結論4パターンあります!それぞれを紹介」もぜひ合わせてご覧ください。

テストセンター型のTG-WEBで英語は出ない!

TG-WEBには自宅で受検するタイプと専用の試験会場で受検するタイプの2つがあります。

※後者はテストセンターと呼ばれています。詳しくは「TG-WEBにテストセンターはある!見分け方や出題問題・結果の使い回しは?」をご覧ください。

テストセンター型のTG-WEBで英語が出題されることはありませんので、英語の対策は不要です。

テストセンター型のTG-WEBでは言語・計数・性格診断が出題されます。

計数は検査1と検査2に分かれており、試験時間と問題数は以下の通りです。

科目試験時間問題数
言語15分30問
計数(検査1)7分40問
計数(検査2)8分13問

性格診断の試験時間と問題数は企業によって異なります。

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今回はTG-WEBの英語について例題を使いながら解説していきました。

TG-WEBを受検予定の就活生や転職活動中の社会人は英語よりも言語と計数の対策を重点的に行いましょう。

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